• 財務の基礎
2024.02.22

【無借金経営は危険?!】目指すべきは実質無借金経営

実質無借金経営とは?

「借金」「負債」というと、皆様どんなイメージをお持ちでしょうか?
あまりいい印象を持たれていない方も多いと思います。

ですが、一流の経営者はガンガンお金を借りている方の方が多いです。
なぜこんなにも借金をするのでしょうか。

ひとつは、調達したお金を投資し、回収するというプランをしっかりと持っておきます。
闇雲にお金を集めているわけではないためです。

そしてもうひとつは、調達したお金を返済できるだけのキャッシュがあるためです。
この負債以上のキャッシュを持っている状態を「実質無借金経営」と言います。

つまり負債はあるけどすぐにでも完済できる、”借金”をすぐにでも”無借金”にできるという状態であり、
本来はこの状態が一番理想的だと言われています。

実質無借金経営のメリット

実質無借金経営、それは倒産しにくい会社を維持するために非常に重要な考え方です。
この実質無借金経営ができ、現預金1億円を用意できれば、赤字1億円に耐えることができます。

経営者は様々なリスクマネジメントを考えなければいけませんよね?
どんな状況の時でも、実質無借金経営ができていれば会社が倒産することはありません。

しかし「現預金が必要なら本業で利益を出していけばいいじゃないか」とお考えになる方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために実質無謝金経営を推奨するその理由について

体的な数字を持ち入りながら解説していきます。
実際に現預金1億円を作るとした場合、

A)本業で2億円の利益を出し、納税1億円、預金1億円を確保
B)1億円の借入、預金1億円を確保

AとB、どちらのハードルが低いでしょうか。答えは簡単、Bです。
本業で2億円もの利益を出すにはいったいどの程度かかるのか見当もつきませんね。。

では次の問題です。次の①と②、どちらが倒産リスクがあるでしょうか。

①現預金100万円、借入金0円
②現預金1億100万円、借入金1億円

真面目な経営者の方は、借金を忌み嫌うばかりに②を選択しがちなのですが、

答えは①です。

なぜ借金が1億円もある会社の方が倒産リスクが少ないのか。
その答えは簡単で、現預金を1億100万円も持っているからです。

会社が倒産するのは、赤字を出した時ではありません。
会社の現預金が枯渇した時です。

当然借り入れは返済していかなければいけませんが、返済期間は猶予期間。
調達したお金が会社を守ってくれています。

しかし無借金経営でも、現預金がほとんど無い状態ではどうでしょうか。
今回のコロナ禍のような状態になり、融資先も見つからなければ、そこで終わりです。

「うちはまだなんとかやれているから借金なんて関係ないや」ではないのです。
本当に困った時に融資してくれる金融機関を見つけるのは大変です。

「実質無借金経営」は、会社を創立したときから意識しておきましょう。

まとめ

実質無借金経営の確立は容易なものではないですが、
大口の仕事の依頼が入っても、受注するのに必要なお金が手元に無かったら
せっかくのビジネスチャンスを逃してしまう確率が上がります。

現金が潤沢にないと事業投資するペースも遅くなり、
最終的に倒産する可能性も高まります。

未来の会社の拡大や従業員に対してより理想的な会社を築き上げたいのなら…
この実質無借金経営を目指していく、という考え方をもってみて下さい。

具体的にこの実質無借金経営を確立させるために…
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この記事を書いた人

代表取締役社⻑ 湯⽥平 博士

1982年に大阪生まれ、大学卒業後、野村證券株式会社にて、企業業績、財務分析および、個人法人を対象とした資産形成コンサルティングに従事。
2015年財務系コンサルティングファームへ入社。中小ベンチャーから上場企業の財務戦略の策定、金融機関との業務提携、延べ500億近くの資金調達支援を実施。
2019年、Revd Advisory株式会社を設立し代表取締役社長に就任。財務戦略の立案から実行までハンズオン型での支援に取り組み、コンサルティング先企業の取締役にも就任。